教師と教授法 - ELLCI- Giappone

教師と教授法

 

教育プログラム

教師と教授法

 

教育プログラム

イタリア語を第二言語として習得されたい外国人に向けたイタリア語指導で長らく経験と実績を積んできた当校は、様々なタイプのイタリア語・文化コースをご用意しています。学習者には、主に4つの基本的な言語能力(聴解力、読解力、文章作成、会話)の習得を目標とした指導をしています。これらの4つの言語能力に加えて、当校の受講者は、第五の能力である、イタリアの文化や生活様式と切り離すことのできない、イタリアならではの習慣・ジェスチャーなどによって表現される非言語コミュニケーション能力も培われていくでしょう。
教授法はコミュニカティブ・ランゲージ・ティーチング(CLT、コミュニケーションのための言語教育)に基づいており、学習内容に即して、学習者に積極的な対話と参加を促します。
当校のコースは、理解力、表現力、読解力、文章力という言語能力の段階的な習得および、教師と共にミラノの史跡・文化財などを見学する郊外学習などを通じて、イタリアの歴史・芸術に対する理解を深めることを目指しています。

当校の教育プログラムは、以下の要項にしたがって進められます:

シチュエーションに応じた対話、テーマの設けられた討論(ディベート)、フリー・トークを通して、イタリア語のコミュニケーション能力を高める。
読書、映画鑑賞、音楽鑑賞を通して、読解力および聴解力を高める。
イタリアの文化と習俗への理解を深める。
文法の学習。
発音改善を目的とした音声学的アプローチ。
慣用句・熟語に注力した、一般用語および特殊用語の習得。
構文の習熟。

当校のレッスンはイタリア語のみで行われ、受講生同士は休憩中もイタリア語で会話するよう努めていただきます。

教材

当校の教師は、コース開始時に皆様にお渡しするテキストブックに加え、イタリア語教育を専門とする様々な出版社から発行されたテキストを含む、膨大な書籍リストから選ばれた教材を使用しますので、受講生は現時点における最高の教材で文法、単語・熟語、構文を学ぶことができます。
聴解力・会話力を高めつつ、イタリア文化への理解を深めるために、新聞や雑誌の記事、小説やエッセイの抜粋、イタリア映画(イタリア語音声・字幕に限られたもの)、音楽などを教材として使用します。当校の教師はこうした教材を活用して、読解・聴解力を鍛えるレッスン、テーマを設けた討論(ディベート)やフリー・トークを実践します。

教師

当校の教師は全員イタリア人であるのはもちろんのこと、大学で言語学を学び、外国人へのイタリア語指導の資格を備えた経験豊富な人材です。
ツアー・ガイドの資格を備えた教師が、無料の課外授業を行います。
午前・午後の各コースは、2人の教師がクラスを交代で担当します(学習プログラムを最善な形で進めるため、両教師は常に情報を共有して連携を図ります)ので、受講生の方々は、教師それぞれのスタイルや語彙、取り上げるテーマなどにおいても、偏りなく学ぶことができます。ただし、夜間コースは、各クラス1担任制です。