ミラノはイタリアの経済と商業の中心地であるだけでなく、古くからの歴史をもつ 芸術と文化の 街であり、また ナイト・ライフも活気に満ちています 。
ミラノの 建築 遺産は、この街の歴史と近代性とほどよく調和し、相互に魅力を引き立てています。
街のシンボルであり、世界のゴシック様式建築の最高の例の1つである大聖堂 ドゥオモ、スフォルツェスコ城、ガッレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世、アルコ・デッラ・パーチェ(平和の門)、ミラノの守護聖人を祀ったサンタンブロージョ聖堂など、重要な歴史的モニュメントが、 近代的な高層ビルと共に街を彩っています。
1960年代に建設されたミラノ初の超高層建築「ピッレローネ」以来、この十年間で、超高層ビルは、ミラノの新たなスカイライン を創り上げた革新的かつ持続的なプロジェクトを推進させ、革新性と空間の合理的活用を象徴するシンボルへと帰り咲きました。建築デザインの国際アワードを受賞した ボスコ・ヴェルティカーレ(垂直の森) だけでなく、ダイヤモンド・タワー及びUnicredit銀行の本社のあるUnicredit タワーが建ち並ぶ ポルタ・ヌオーヴァ そして、「シティライフ」 と新たに命名された元フィエラ地区などがあります
これらの芸術的に重要な地区に加えて、演劇等のショー及び文化的な催しを提供する、名の知れた施設も数多くあります。世界にその名を轟かす「スカラ座」では、国際的なレベルの舞台を堪能できます。スカラ座博物館を訪れると、桟敷席の1つから劇場を俯瞰することもできます。
またミラノには、ジョルジョ・ストレーレル芸術監督に捧げられた劇場「ピッコロ・テアートロ」のような数々の市民劇場やアルチンボルディ劇場があり、オペラ、演劇、エンターテイメント、音楽を愛好する人々を満足させる催しが常に行われています。市内では、ヨーロッパの主要な都市と競って、演劇、音楽、映画の公演チケットが年間1000万枚販売されます。
したがってミラノは、ファッション、デザイン、芸術、文化において名高い街であるのみならず、地理的に中心地であること、またあらゆる交通機関の利便性が高いことから、イタリア全土を周遊するのに最も適した出発点でもあるのです。
ミラノには、国内線と国際線の発着する空港が3ヵ所あります(リナーテ、マルペンサ、オリオ・アル・セリオ)。
列車での旅がお好みでしたら、市内には、あらゆる目的地へ向かう鉄道駅が各所にあります(中央駅、カドルナ北駅 、ポルタ・ガリバルディ駅、ランブラーテ駅及びナヴィリ地区近隣のポルタ・ジェノヴァ駅)。